導入事例

Spong社

Spong社がQuid Monitor(旧NetBase)を使用してソーシャルメディアレポートを強化

ソーシャルアナリティクスによるPR戦略の策定と推奨事項の通知

概要

PR会社であるSpong社は、ソーシャルデータを利用してクライアントに重要な報告をおこない、クライアントの戦略的プランの開発と構築を支援しています。
Quid Monitor(旧NetBase)ではリアルタイムに投稿を分析するだけでなく、アラート通知設定や定期レポート配信設定が可能です。この利点を活かして、クライアントはブランドの知名度を高めるキーマーケットやインフルエンサーを見つけることができました。

結果

積極的なモニタリングとリアルタイム分析によるリスク管理
新規ビジネスを獲得するための情報提供
キャンペーンを成功させるためのインサイトを明らかにする

挑戦:12社のクライアントにソーシャルインサイトを適用

Spong社はQuid Monitor(旧NetBase)を約12社のクライアント向け分析に使用していますが、これは同社のほぼ全てのクライアントリストに相当します。
Spong社のソーシャル・エンゲージメント・ディレクターであるCavan Regan Reichmann氏は、「多くのクライアントに対しては、1時間ごとや四半期ごとなど、クライアントの要望に応じた間隔でトラッキングレポートを作成しています。ソーシャルリスニングを戦略的なプランニングに活用しているクライアントもあり、年間PRプランの作成やブランドボイスの開発に必要なインサイトを引き出しています。また、四半期ごとに投稿や感情を分析したブランド評価レポートを提供し、月ごとに会話のトレンド、ポジティブ・ネガティブ発信、投稿が行われたメディア、インフルエンサーなどを調査しています。これらのレポートは代理店用のテンプレートで作成していますが、データやインサイトはすべてQuid Monitor(旧NetBase)から得ています」と述べています。

また、新規顧客獲得への提案の準備にもQuid Monitor(旧NetBase)を活用しています。
「新しいカテゴリーや競争相手、あるいは調査対象の業界にとって重要な会話の原動力を知るために、多くのSNSリサーチをおこなっています。トピック、ブランド、カテゴリーなど、すべてをソーシャルというレンズを通して見ています」と述べています。

広告代理店や、PR専門部署、クリエイティブに関わるエージェンシーにとって最も重要なユースケースのひとつは、危機管理コミュニケーションです。Reagan Reichmann氏によると、Spong社はQuid Monitor(旧NetBase)を使って発展途上の問題に関するオンラインでの会話をモニタリングし、会話がどこに向かっているのかを瞬時に察知し、データに基づいて計画を立てています。

解決策:Spong社のソーシャル・トラッカーの作成

Reagan Reichmann氏は、Spong社のソーシャル・エンゲージメント・チームとソーシャル・アナリティクス製品は、この2年間で急速に成長したと語り、その大きな原動力となったのがQuid Monitor(旧NetBase)だと評価しています。
同社は「Spong Social Tracker」というブランドのソーシャル分析サービスを提供しており、これは、Quid Monitor(旧NetBase)をベースに、マーケティング、Eメール、デジタルチャネルなど、他のソースからのデータを追加したものです。

Reagan Reichmann氏は、Spong社のチームが顧客のためにコンテンツやソーシャル戦略を開発する際に、Social Trackerをどのようにワークフローに組み込んでいるかを説明しています。
「ソーシャル戦略チームは、クライアントや獲得したリード向けに戦略やターゲット情報を開発するための調査をおこないます。 そのためには、SNS上のデジタルのトレンドを分析し、特定の層に人気のある会話やサイト、行動を探します。その段階になると、ソーシャルエンゲージメントチームが加わり、戦略チームがおこなった調査に基づいて、全体的なコンテンツ戦略やソーシャル戦略を策定します。
私たちがおこなっているのは、Quid Monitor(旧NetBase)を使って、オーディエンスが誰なのか、彼らにブランドについて何を話せばいいのか、どこで話せばいいのか、どのように会話を変えていけばいいのかを把握することです。
戦略を実行した後は、トラッカーを使って継続的に会話を分析し、キャンペーンを追跡・最適化しています」。

結果:ソーシャルカンバセーションでチャンスをつかむ

Spong社のクライアントである食品会社の企業は、Quid Monitor(旧NetBase)を使ってその会社の製品に関する会話を分析し、その会社のグルテンフリー製品に対するオーガニックな話題と強いポジティブ感情を発見しました。
当時、グルテンフリー製品は同社のマーケティングの焦点ではありませんでした。Spong社はグルテンフリー製品の認知度を高め、注目度を上げるために、話題性を高める計画を立てました。

食品・飲料用断熱容器メーカーのThermos社では、Quid Monitor(旧NetBase)のソーシャルモニタリング機能を利用して、重要なインフルエンサーとの関係を構築する機会を得ました。

ポップパンクバンド「blink-182」のベーシスト兼ボーカリストであるMark Hoppusは、260万人以上のX(旧Twitter)フォロワーを持っています。彼は、ニコラという名前のサーモスの動画をツイートしたり、Vineで投稿したりしていましたが、特にブランドのタグ付けは提携はしていませんでした。

マークがオーガニックな独自の意見をターゲット領域で発信している事に着目し、スポングはマークとチャットを始めインタラクションを積み重ねました。その結果、マークはサーモス製品の写真を投稿しまし、サーモスが「#ThermosThursday」を開始したときのツイートをリツイートし、彼の何百万人ものフォロワーにキャンペーンを拡散する結果となりました。
Quid Monitor(旧NetBase)で得た分析結果から、効果的なインフルエンサーを発掘し、ブランドとインフルエンサーが自然に関係を築いていったのです。

Spong氏が始めたソーシャル・インタラクションは、Mark氏との完全なパートナーシップにつながり、Hi My Name Is Mark純正サーモスブランドの限定ボトルの発売や、Mark氏のX(旧Twitter)チャンネルやサーモスのFacebookページでのプレゼント企画などがおこなわれました。

Quid Monitor(旧NetBase)は、以前は存在しなかったソーシャルカンバセーションを分析し、洞察を得る方法を提供してくれました。
これはPR会社としての私たちの使命である「クライアントに代わってトピックに関する世間の会話や感情を変化させる」ことにつながります。
Cavan Reagan Reichmann
Director, Social Engagement Practice, Spong

本記事の監修者

プロダクト本部 副本部長 山本 豊

山本 豊 プロダクト本部 副本部長

リクルートでキャリアを開始し、マクロミルに入社。マクロミルにて、リサーチ・データ事業の拡大に従事。その後、コロプラにて、リサーチ・データ関連の新規事業の立案・推進。複数のIT企業にてデータ関連事業に関わった後、2021年7月より現職。生成AIアプリ開発ツール「Dify」、ソーシャルリスニングツール「QUID」の拡大に従事。

導入事例

Quid Monitor(旧NetBase)をSNSマーケティングにご活用いただいている海外企業SNS分析事例をご紹介します。

現在、関連する記事はありません

SNS分析ツールなら
Quid Monitor

お問い合わせはこちら

お問い合わせ
はこちら

お問い合わせ
資料ダウンロードはこちら

資料ダウンロード
はこちら

資料ダウンロード