こんにちは、SNS分析ツール「クイッドモニター」のメディア運営チームです。
SNSマーケティングは今や定番の手法になりました。効果を出すにはメリットと注意点を押さえたうえで自社に合うやり方に落とし込む必要があります。
この記事ではSNSマーケティングの概要とメリット デメリットを整理します。代表的な手法と進め方もまとめるので運用の設計に役立ててください。
目次

SNSマーケティングとは?
SNSマーケティングはSNSを活用して売れる仕組みを作る取り組みです。
市場調査や分析 商品開発 広告 販促などを通して購買につなげるのがマーケティング。SNSマーケティングはSNSの特性を使い認知を広げ ファンを増やし 最終的に購買へつなげます。
SNSマーケティングとソーシャルメディアマーケティングの違い
SNSマーケティングはソーシャルメディアマーケティングの一部です。ただし同義ではありません。
ソーシャルメディアは情報伝達を目的としたメディアの総称で SNSのほかブログ 動画共有サイト 情報共有サイト メッセージアプリ ソーシャルブックマークなども含みます。SNSはその中でもユーザー同士のつながりや会話を軸にしたプラットフォームです。
SNSマーケティングが重視されるようになった背景
SNSが重要視される理由は利用の広がりと行動変化にあります。
個人も企業もSNSを活用する時代
SNSが広く使われるようになり企業も無視できなくなりました。利用が広がるほど接点も増えます。幅広い世代へ届けやすいのがSNSの強みです。
令和3年 | 令和4年 | |
全年代 | 78.7% | 80.0% |
6〜12歳 | 36.8% | 41.8% |
13〜19歳 | 90.7% | 92.0% |
20〜29歳 | 93.2% | 91.7% |
30〜39歳 | 89.5% | 90.8% |
40〜49歳 | 87.3% | 88.3% |
50〜59歳 | 79.6% | 81.9% |
60〜69歳 | 71.7% | 73.4% |
70〜79歳 | 60.7% | 63.9% |
80歳以上 | 47.4% | 53.8% |
※参考:総務省「令和4年通信利用動向調査の結果」 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/230529_1.pdf
検索をSNSで行うユーザーが増加
検索エンジンだけでなくSNSで調べる人が増えています。特に体験談や最新情報はSNSで拾われやすく、SNS上の露出は購買前の検討に直結しやすくなりました。
SNSは購入する際の重要な判断材料
SNSで見た投稿が購入判断を左右する場面が増えています。良い面も悪い面も広がるので、企業側は影響を前提に運用を設計する必要があります。
SNSマーケティングのメリット
SNS運用で得られる主なメリットは次の7つです。
1. 認知拡大につながる
SNSは拡散が起きやすいメディアです。投稿が広がれば短期間で多くの人へ届きます。UGCが増えるほど露出も増えます。いわゆる『バズ』が起きれば想定以上に認知が伸びることもあります。
2. リアルタイムで発信ができる
伝えたい情報をその場で出せます。反応もすぐ返ってくるので改善が早く、告知や新商品など即時性が高い情報と相性が良いです。
3. コストを抑えられる
アカウント運用は基本的に低コストで始められます。広告も細かく配信対象を切れるので、費用対効果を合わせやすいというメリットがあります。予算が限られる組織でも取り組みやすい領域です。
4. ブランディング効果を得られる
発信を積み重ねると世界観が伝わります。「このカテゴリならこの会社」という想起も作りやすくなります。ブランドメッセージを日常の接点で届けられるのがSNSの強みです。
5. 双方向のコミュニケーションが取れる
コメントや返信で会話ができます。反応が見えるので距離が縮まり、親近感が生まれると好意も育ちます。
6. 顧客ロイヤリティ向上につながる
対話が増えるほど愛着も育ちます。ファン化が進むと継続購入につながってLTVの底上げにも効きます。
7. ユーザーのリアルな声を集められる
SNSは率直な声が出やすい場所です。良い反応も不満も拾えるので、改善に使えます。リアルタイムに把握できる点も大きなメリットです。
SNSマーケティングのデメリット
SNSマーケティングにはメリットが大きい一方でデメリットもあります。
1. 炎上する恐れがある
SNSは情報拡散が速いので、ネガティブ情報も早く広がります。誤解や表現ミスで一気に炎上が燃え広がることも。運用ルールのチェック体制や対応手順の整備が前提です。
2. 運用負担が大きい傾向にある
短期間での成果は出にくく、継続運用が前提です。投稿の制作→返信→企画→分析といった工数が積み上がります。知見のある担当者も必要になります。
SNSマーケティングで活用される代表的なプラットフォーム
SNSは媒体ごとに得意領域が違います。ターゲットと目的に合わせて選ぶのが基本です。
実名前提で属性情報が厚いSNSです。ターゲティング広告が得意でビジネス利用も多くいます。国内では30〜50代が中心になりやすく海外向けにも使われます。
X(旧Twitter)
テキスト中心で拡散と速報性が強いSNSです。トレンドが動きやすくバズも炎上も起こりやすい。また、企業が距離近く運用しやすい媒体でもあります。
写真と動画で魅せるSNSです。美容 アパレル 飲食 旅行など視覚訴求と相性が良い傾向にあります。ハッシュタグ検索が基本なので設計が重要です。ショッピング機能やタイアップも強い。
TikTok
短尺動画が主戦場です。アルゴリズムによりフォロワー外へ届きやすくアカウント初期でも伸びる可能性があります。広告メニューも独自色が強い。
LINE
生活インフラに近いSNSです。公式アカウントで配信 クーポン 1to1対応ができます。リーチが広いので他SNSで届きにくい層の補完にも使えます。※参考:LINEヤフー for Business「LINE広告」 https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/
SNSマーケティングの代表的な手法
代表的な手法は5つです。自社運用 SNS広告 SNSキャンペーン インフルエンサー ソーシャルリスニング。
自社アカウント運用
公式アカウントで発信し認知とファンを作る手法です。どの施策でも土台になるので設計が重要です。炎上リスクもあるため運用ルールは必須です。
SNS広告
タイムラインなどに配信する広告です。属性や興味で絞れるので効率が出やすい。投稿に溶け込む形式もあり広告感を弱めやすいのも特徴です。
SNSキャンペーン
フォロー&リポスト ハッシュタグ投稿などで参加を促す施策です。短期で認知やフォロワーを伸ばしやすくUGCも増やせます。
インフルエンサーマーケティング
影響力のある発信者と組んで認知や購買を促す手法です。ターゲットと親和性の高い人を選ぶのが鍵。投稿だけでなくライブや監修など形も多様です。
ソーシャルリスニング
投稿を収集し声の傾向を分析します。キャンペーンの効果測定 トレンド把握 競合分析 潜在ニーズ探索にも使えます。炎上兆候の監視にも有効です。
SNSマーケティングを実施する5ステップ
進め方は次の5ステップです。
1. 実施目的とターゲットを明確にする
目的は認知 集客 販促 調査など様々です。目的で打ち手が変わります。ターゲットも属性だけでなく生活や興味まで落とし込みます。
2. プラットフォームと手法を決める
媒体の特性を見て選びます。目的に合わせて手法も決めます。
SNSマーケティングの手法 | 実施目的 |
自社アカウント運用 | ファン獲得 顧客ロイヤリティ向上 情報発信 |
SNS広告 | 新製品の認知拡大 販売促進 |
インフルエンサーマーケティング | 新製品の認知拡大 販売促進 |
SNSキャンペーン | フォロワー増加 季節に合わせた集客 |
ソーシャルリスニング | 製品開発 改善 |
3. KPIを設定する
KPIは数値で置きます。例はフォロワー増加 UGC件数 クリック数 申込数など。後で分析できる形にします。
4. 運用体制を整えて施策を実行する
担当と方針を決めます。投稿フローやチェック 返信のルールも先に整備します。炎上対応の手順も用意しておくと安心です。
5. 結果を分析して改善する
達成度を見て要因を分解します。上手くいった施策も勝ち筋として言語化します。改善を回して長期運用に耐える形へ。
SNSマーケティングを成功させるポイント
押さえるポイントは5つです。
1. 選定したプラットフォームの特性を理解する
媒体ごとに伸びる形式が違います。ガイドラインも含めて理解したうえで運用します。
2. アカウント設計をしっかり練る
世界観と発信内容に一貫性を持たせます。競合の運用も見て差別化の軸を作ります。
3. 一対一のコミュニケーションを意識する
不特定多数に向けた発信でも相手は一人です。ユーザーの視点で設計すると反応が変わります。
4. 他の施策と組み合わせる
SNSだけで完結させないのが基本です。SEO メルマガ 広告 オウンドなどと組み合わせて相乗効果を作ります。
5. SNS分析ツールを導入する
無料の分析機能だけでは限界があります。自社以外の投稿や競合も含めて見たいなら外部ツールが効きます。分析と改善のスピードが上がります。
SNS分析ツールを導入して効果的なSNSマーケティングを実施しよう
SNSマーケティングは認知から購買まで影響する手法です。メリットとリスクを理解し目的に合う運用へ落とし込みます。
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