導入事例

113 Industries社(Ocean Spray)

SNSで調査した消費実態から販売拡大に成功 Ocean Spray新製品発売

Ocean Spray

概要

米国農業協同組合Ocean Spray社の新たなビジネスアイデアの考案という課題を抱えた米国市場調査会社113 Industries社は、Quid Monitor(旧NetBase)を用いたSNS分析を通じてクランベリージュースの消費実態を調査した。そこから得られたインサイトを元にOcean Spray社は新製品2品目を発売し、店舗商品棚での自社製品占有スペース拡大に至った。

課題

Ocean Spray社は従来既存品目の新たなフレーバーの追加を行うことで収益拡大を図ってきた。しかしモーニングジュース市場の後退を受け、従来とは異なるアプローチでの新製品のローンチが必要とされていた。113 Industries社は消費者がどのような製品を求めているか探るため、Quid Monitor(旧NetBase)を用いてSNS分析を行った。

ソリューション

113 Industries社はクランベリージュースに関する150,000のSNS上での会話を分析し、3つのインサイトを導き出した。

1.クランベリージュースを好む消費者がSNS上に見られるが、「クランベリージュースは尿路感染症予防用の飲料である」という消費者認識があり、そのことに対する恥じらいを示す消費者も見られる。
2.消費者は朝食時間帯以外にクランベリージュースを飲んでおり、特に女性がズンバクラスの後に水分補給としてクランベリージュースを飲んでいる。
3.クランベリージュースの深い色と味わいはカクテルの代用に適しており、女性が夕方にクランベリージュースをワイングラスで飲んでいる。

これらのインサイトを元に、Ocean Spray社は“Ocean Spray Pact”(クランベリーウォーター)と“Ocean Spray Mocktails”の2製品を発売するに至った。

結果

Ocean Spray社は、Quid Monitor(旧NetBase)でのSNS分析から得られたインサイトに基づき、モーニングジュースの枠を超えた新製品の発売に成功した。また、今回の新製品2品目の発売により、店舗商品棚での自社製品占有スペースの拡大に成功し、直近過去の新製品発売を上回る結果をもたらした。

本記事の監修者

プロダクト本部 副本部長 山本 豊

山本 豊 プロダクト本部 副本部長

リクルートでキャリアを開始し、マクロミルに入社。マクロミルにて、リサーチ・データ事業の拡大に従事。その後、コロプラにて、リサーチ・データ関連の新規事業の立案・推進。複数のIT企業にてデータ関連事業に関わった後、2021年7月より現職。生成AIアプリ開発ツール「Dify」、ソーシャルリスニングツール「QUID」の拡大に従事。

導入事例

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