こんにちは、SNS分析ツール「クイッドモニター」のメディア運営チームです。
SNSマーケティングの重要性はますます増していますが、アカウントを開設したものの、あまり反響がもらえず困っている企業は多いでしょう。
本記事では、企業がSNSアカウントの運用を成功させる4つのポイントを解説します。代表的なプラットフォーム別の成功例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次

企業がSNSを運用するメリット・デメリット
まずは、企業がSNSでアカウントを運用するメリット・デメリットから解説します。メリット
SNSアカウントの運用は、企業やブランドの認知度向上につながります。ターゲット層が多く集まるプラットフォームを選ぶことで、自社の商品やサービスを知ってもらえるチャンスが広がります。いいねやリポストなどにより投稿が拡散されれば、既存顧客以外にも情報を届けられるでしょう。ユーザーとのコミュニケーションも取りやすく、自社のファンの創出にも貢献します。
また、アカウントの作成は無料でできることが多く、広告出稿やテレビCMなどに比べてコストを抑えやすい点もメリットです。
デメリット
SNS運用は、即効性を期待しにくい側面があります。特に、アカウントを開設したばかりのときはフォロワー数も少なく、情報の拡散効果も期待しにくいでしょう。また、SNS運用には炎上のリスクも付きまといます。不適切な投稿によりアカウントが炎上すると、企業イメージの低下につながります。投稿にあたっては炎上リスクだけでなく、著作権侵害や不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)違反などの法的リスクも回避しなければなりません。
企業のSNS運用を始める手順
ここからは、SNS運用を始める基本的な手順を5つのステップで解説します。1. 目的やターゲットを明確化する
まずは、SNSを利用する目的を明確化しましょう。最終的なゴールを設定することで、自社にとって最適なプラットフォームを選びやすくなります。また、ターゲットを明確化することも重要です。年齢や職業、ライフスタイルなどのペルソナを設定し、ターゲットに適したコンテンツを発信しましょう。
2. 自社との相性のよいSNSを選ぶ
目的やターゲットを踏まえて、SNSのプラットフォームを選定しましょう。X(旧Twitter)やInstagramなどの各SNSは、それぞれユーザーの層が異なります。自社のターゲットが少ないプラットフォームを選ぶと、マーケティングの成果を得られにくいため注意しましょう。例えば、TikTokは10〜20代の若年層が多いため、若者向けに商品・サービスを提供する企業に向いています。
3. SNS運用の戦略を立てる
次に、SNS運用の戦略を立てます。先ほど設定したペルソナに基づき、ターゲットに刺さりやすいコンテンツを検討しましょう。投稿内容だけでなく、頻度を決めることも大切です。また、売上アップにつなげたい場合は、マネタイズの方法も検討しておきます。例えば、プロフィールにオンラインショップのリンクを設置するといった方法が考えられます。
4. SNS運用のルールを決める
SNS運用の属人化を防ぐため、運用ルールをマニュアル化することも重要です。以下のようなポイントを定め、アカウントの一貫性を保ちましょう。・投稿方法
・投稿時間
・投稿頻度
・コンテンツの制作方法
・ユーザーとのコミュニケーションルール など
また、万が一の際に的確な対応が取れるよう、炎上時の対処法を記載することもおすすめです。
5. 運用計画を立て、運用を開始する
最後は、SNSアカウントの具体的な運用計画を立てます。その際、最終的なゴールを達成するためのKPI(重要業績評価指標)を設定すると、進捗管理がしやすくなります。例えば、フォロワー数やいいね数、インプレッション数などの指標の設定がおすすめです。計画を立てたら、アカウントの運用を開始します。定期的に効果測定を実施し、必要に応じて改善策を検討しましょう。
企業がSNSマーケティングを成功させるポイント
企業がSNSマーケティングを成功させるためには、以下の4つのポイントを押さえることが重要です。SNSの特徴に合わせて運用する
SNSマーケティングを成功させるためには、それぞれのSNSの特徴に合わせた運用をする必要があります。例えば、X(旧Twitter)は情報のリアルタイム性が求められる傾向があり、新商品やサービスの販促に適しています。簡潔で、インパクトのある文章を目指すことも大切です。一方、Instagramはテキストよりも写真や動画がメインであり、ビジュアルを重視した投稿が求められます。パッと目をひくビジュアルコンテンツを制作し、商品やサービスの魅力を視覚的に伝えるとよいでしょう。
ユーザーのニーズに合わせた投稿を心がける
アカウントの認知度を高めるためには、ユーザーのニーズに合わせたコンテンツを提供することが大切です。ユーザーの「気になる」や「困った」に応えるコンテンツを発信し続けることで、いいねやリポスト、フォロワーの増加が期待できます。また、有益な投稿によりユーザーの満足度が高まれば、自社の商品やサービスにも興味を持たれやすくなるでしょう。
拡散されやすいコンテンツを作る
コンテンツを制作する際は、拡散のされやすさも意識しましょう。見た人が他人に共有したくなるコンテンツを提供すれば、いいねやリポストにより投稿が拡散され、インプレッションの拡大が期待できます。有益な投稿はもちろん、ユーザーの共感を呼ぶような投稿も、拡散されやすい傾向があります。また、ユーザー参加型のキャンペーンを実施する、インフルエンサーを起用するなどの方法も効果的です。
運用体制を整える
企業アカウントは、複数人で運用することをおすすめします。担当者が1人だけだと、投稿内容にミスがあっても気づきにくく、誤った情報が拡散されるリスクが高まります。また、炎上リスクを回避するためにも、複数の目で投稿に客観的に判断することが大切です。こうしたリスクを防ぐためにも、SNS運用はチームで取り組みましょう。
X(旧Twitter)における企業SNSの成功例
ここからは、企業SNSの成功例を紹介します。まずは、X(旧Twitter)で人気を得ている企業アカウントからです。株式会社キングジム
株式会社キングジムのアカウントは、運用担当者の親しみやすいキャラクターと、クスッと笑えるようなユニークなポストで人気を集めています。フォロワーやほかの企業アカウントとの交流も活発で、ユーザーからの質問にも積極的に回答しています。投稿頻度も高く、多くの人に愛されているアカウントです。
株式会社タニタ
株式会社タニタのアカウントは、運用担当者のパーソナリティを前面に出した、良い意味で「企業らしくない」ポストが人気です。食事の写真や好きな音楽の話題など、プライベートが垣間見える投稿も魅力です。商品企画のためにフォロワーにアンケートを実施したり、質問を投げかけたりと、アカウントをマーケティングにも効果的に活用しています。
Instagramにおける企業SNSの成功例
次は、Instagramにおける企業SNSの成功例を紹介します。株式会社ニトリ
株式会社ニトリは、Instagram上で自社製品を使ったインテリアコーディネートや収納術などを投稿しています。実用性が高く、思わず実践したくなるような情報を発信することで、多くのユーザーから支持されるアカウントです。また、24時間限定で写真や短い動画を投稿できる「ストーリーズ」という機能を使い、ユーザー参加型のコンテンツも提供しています。
日産自動車株式会社
日産自動車株式会社は、自社の車のかっこよさを引き立てるようなコンテンツを発信しています。インフルエンサーとも積極的にコラボしており、既存のユーザー以外にも幅広くアプローチするための工夫が見られます。タイヤチェーンの取り付け方やドライブスポットなど、ドライバーへのお役立ち情報を投稿している点も特徴です。
YouTubeにおける企業SNSの成功例
昨今は、YouTubeで動画コンテンツを発信する企業も増加しています。チャンネル運営に成功している事例として、以下の2社を紹介します。株式会社リップス
美容室を運営する株式会社リップスでは、YouTubeでスタイリングやヘアケアの情報を発信しています。似たようなYouTubeチャンネルはほかにもありますが、株式会社リップスは男性向けに特化している点が特徴です。「街中の学生を変身させる」など、ユニークな企画動画も投稿しています。株式会社有隣堂
書籍や文房具を販売する株式会社有隣堂は、YouTubeで「有隣堂しか知らない世界」というチャンネルを運営しています。毎回「○○の世界」というタイトルで、書籍や文房具に関するニッチな動画や、漫画家へのインタビュー動画などを投稿しているチャンネルです。独特の世界観が人気を博し、チャンネル登録者数は45万人を突破しています。
TikTokにおける企業SNSの成功例
TikTokは、今やSNSマーケティングにおける強力なプラットフォームとなっています。アカウント運営の成功事例として、以下の2社を紹介します。三和交通株式会社
三和交通株式会社は、若者に人気のTikTokで、あえておじさん世代の従業員が踊る動画を投稿しています。若者に人気の曲を踊る動画がユーザーを引き付け、企業の認知度アップに大きく貢献しました。株式会社資生堂
株式会社資生堂は、TikTokにおける商品プロモーションに成功している企業のひとつです。単に商品を宣伝するだけでなく参加型のキャンペーンを展開するなど、ユーザーとブランドのエンゲージメントを深める工夫が見られます。LINEにおける企業SNSの成功例
最後は、LINEを活用したSNSマーケティングに成功している企業を紹介します。株式会社スナックミー
株式会社スナックミーは、身体に優しいおやつの定期便サービスを手がける企業です。同社ではLINE広告を使ったSNSマーケティングを実施しており、PDCAサイクルを回しながらクリエイティブや訴求方法を改善した結果、今では新規顧客の3割がLINE広告からの流入だといいます。
※参考:新規集客の30%がLINE広告経由!半年でCV数を8.4倍にしたスナックミーの運用ノウハウ|LINEヤフー for Business
株式会社アルプロン
プロテインの製造・販売を手がける株式会社アルプロンは、2018年よりLINE公式アカウントを運用しています。同社ではアカウントの友だち登録時にユーザーアンケートを実施し、ECサイトのデータと合わせて顧客を属性ごとに分類し、それぞれのグループのニーズに合わせたセグメント配信を行っています。そのほか、キャンペーンやクーポン配信などの機能を最大限活用している企業です。
※参考:1カ月で自社ECに最適化!CVR30倍超を達成したアルプロンのLINE公式アカウント利活用|LINEヤフー for Business
まとめ
企業がSNS運用を成功させるためには、目的やターゲットを明確化した上で、自社に合うプラットフォームを選択する必要があります。ターゲットに合わせた運用戦略を立て、見込み顧客のニーズを満たすコンテンツを発信し続けましょう。また、SNSごとの特徴を理解し、それぞれのプラットフォームで人気のアカウントを参考にすることも大切です。
少しでも興味がありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
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