Toyotaハイブリッド車関連技術 消費者啓発キャンペーン
概要
Toyota社のハイブリッド車関連技術に関する消費者認知の向上という課題を抱えた米広告代理店Burrell Communications社は、Quid Monitor(旧NetBase)を用いたSNS分析によりToyota RAV4に関する情報発信に最適なインフルエンサーを導き出し、マルチメディアを用いた消費者啓発キャンペーンを行った。その結果、キャンペーンはコストが抑えられながらも大きな反響を獲得した。
課題
Toyota社のハイブリッド車RAV4は消費者のハイブリッド車関連技術についての知識不足が購入障壁となっていた。従って、Toyota社は消費者のハイブリッド車関連技術についての誤認識を理解し是正するためのキャンペーンの実施を必要としていた。
ソリューション
Burrell社はQuid Monitor(旧NetBase)を利用しRAV4に関する会話を行っているSNSユーザーの属性やセンチメント傾向等を調査し、コメディアンのKeegan-Michael Keyがキャンペーンに最適なインフルエンサーであることを明らかにした。そこでBurrell社はKeyをインフルエンサーとし、動画やミーム、紙媒体等様々なメディアを用いた消費者啓発キャンペーンを行った。
また、Burrell社はキャンペーンを最適化するためにもQuid Monitor(旧NetBase)を利用した。発信した動画に対する消費者の反響を分析し、消費者が動画を面白いと感じていること、消費者が各々のSNSアカウントで動画を共有していることを確認した。
結果
Quid Monitor(旧NetBase)でのSNS分析を通して決定されたインフルエンサーを用いた消費者啓発キャンペーンは非常に好ましい反響を得た。本キャンペーンではBurrell社の従来のキャンペーンと比較して1,000%多いエンゲージメントを獲得し、また1エンゲージメント当たりのコストが従来のキャンペーンより96%低かった。
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