こんにちは、SNS分析ツール「クイッドモニター」のメディア運営チームです。
SNSマーケティングの重要性が高まる中、2026年衆院選に向けた有権者の「生の声」は、
かつてないほど複雑かつダイナミックに変化しています。
特に新党の台頭や既存政党の再編により、SNS上のブランドイメージが投票行動に直結する局面を迎えています。
本記事では、ソーシャルリスニングツール「Quid Monitor」を活用し、X(旧Twitter)上の投稿データを多角的に分析しました。各政党が有権者にどのように捉えられているのかその本音を探ります。
分析の概要
今回の分析では、2026年衆院選に関連するXのポスト(リポストを除く)を対象としました。分析の詳細は以下の通りです。- 分析対象:X(旧Twitter)の投稿(リポストやニュース記事のみのシェア投稿を除く)
- 分析投稿数:14,781件
- 合計文字数:約192万文字
- 分析期間:2026年1月9日~2026年2月5日
- 分析ツール:SNS分析ツール Quid Monitor
Quid MonitorのAI解析により、膨大なテキストデータから各政党に対するセンチメント(感情)や主要な言及トピックを抽出しました。
政党別SNS言及内容・センチメント分析
以下に、主要政党ごとのSNS上でのブランドイメージと有権者の反応をまとめました。自民党
自民党は、高市総理(当時想定)のリーダーシップや「積極財政」に関する言及が圧倒的に多くなっています。- 言及内容:高市総理の政策、食品消費税ゼロ案、保守本流への回帰。
- ポジティブな反応:「強い日本を取り戻せる」という期待感や、初の女性総理へのエール、積極財政への支持が多く見られます。
- ネガティブな反応:過去の政治資金問題への不信感や、税制公約を「選挙目当て」と捉える厳しい指摘も根強く存在します。
日本維新の会
大阪での実績を背景に、デジタル化や改革の断行を求める層からの言及が目立ちます。- 言及内容:大阪ダブル選挙、デジタル民主主義、都構想の再挑戦。
- ポジティブな反応:「既存政治をぶち壊してくれる」という実行力への期待や、若手議員の勢いへの評価。
- ネガティブな反応:選挙のタイミングや手法に対する「強引さ」への批判や、他党との差別化が不明瞭との声。
中道改革連合
立憲と公明の一部合流による新党として、その存在意義が問われています。- 言及内容:候補者一本化、中道政策、合流の経緯。
- ポジティブな反応:「自民一強を打破する現実的な選択肢」としての期待、極端に走らない安定感。
- ネガティブな反応:「野合(選挙互助会)」との揶揄や、政策のアイデンティティが見えにくいという戸惑い。
国民民主党
「手取りを増やす」という一貫した経済メッセージが、現役世代に深く刺さっています。- 言及内容:所得税の壁(103万)、ガソリン減税、玉木代表の論理的発信。
- ポジティブな反応:「自分たちの生活に直結する」という共感、具体的で数値に基づいた政策への信頼。
- ネガティブな反応:党の規模(候補者数)の小ささから、政権への影響力を疑問視する声。
参政党
独自の教育観や食の安全、既存メディアが触れないトピックを支持層が熱心に拡散しています。- 言及内容:移民政策反対、食の安全、日本独自の価値観。
- ポジティブな反応:「唯一真実を語っている」という強い忠誠心、草の根の団結力。
- ネガティブな反応:情報の根拠を疑問視する層からの忌避感、党内運営の透明性への懸念。
日本保守党
伝統的な価値観を守る姿勢が、保守層の一部から熱烈な支持を得ています。- 言及内容:LGBT法案への反対、皇室伝統、愛国心。
- ポジティブな反応:「妥協しない保守」としての信頼、リーダーシップへの共感。
- ネガティブな反応:排他的と捉えられる言説への批判、組織体制の未熟さへの指摘。
日本共産党
一貫した平和主義と格差是正、消費税廃止の訴えが固定層に支持されています。- 言及内容:消費税廃止、大企業への課税、平和憲法の遵守。
- ポジティブな反応:「庶民の味方」という長年の信頼、ブレない主張。
- ネガティブな反応:イデオロギーに対するアレルギー反応、野党連携の難しさへの不満。
れいわ新選組
山本太郎代表のパフォーマンスと、徹底した弱者救済の姿勢がSNS上で高い拡散力を持ちます。- 言及内容:消費税廃止、積極財政、生活保護。
- ポジティブな反応:「本気で国民を助けようとしている」という熱量への支持、独自の経済論。
- ネガティブな反応:過激な言動への反発、実現可能性を疑問視する現実派からの冷ややかな視線。
チームみらい
デジタルネイティブな若手層を中心に、新しい政治の形を模索する動きが見られます。- 言及内容:デジタル民主主義、若手の政治参画、マニフェスト。
- ポジティブな反応:「古い政治をアップデートしてくれる」という期待、清潔感のあるイメージ。
- ネガティブな反応:認知度の圧倒的な不足、具体的な議席獲得への現実味の薄さ。
サマリー
今回のQuid Monitor分析では、有権者の関心が各政党のイデオロギーから「手取り」や「政党への信頼感」へと明確にシフトしていることが浮き彫りになりました。自民党が積極財政で支持を固める一方、国民民主党のような「数字で語る政策」がSNS上で強いエンゲージメントを獲得しています。
また新党や小規模政党も特定のコミュニティ内で独自のブランドを確立しており、
SNSにおける情報発信が選挙結果を左右する重要な鍵となることは間違いありません。
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おことわり
本記事は、特定の政党、政治団体、または候補者を支持、推奨、または誹謗中傷することを目的としたものではありません。
SNS分析ツールQuid Monitorを用いてXの投稿を客観的に解析した結果であり、情報の完全性や将来の予測を保証するものではありません。
投票にあたっては、各政党の公式な公約等をご確認ください。
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